東京の世界自然遺産 小笠原父島5泊6日10ダイブ

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2018年9月中旬、小笠原諸島父島に行ってきました。

世界遺産は山の方ですが、今回は可能な限り潜り海を堪能してきました。

 

 

 

小笠原へのアクセス

小笠原は本島東京から約1000km先にあります。

有人島は父島と母島の二つのみです。

緯度がだいたい沖縄と同じくらいなので、東京でありながら東京よりも暖かいです。

 

伊豆諸島と同じく、竹芝から船が出ています。

空路はないので移動手段はこの船のみです。

片道24時間かかるため、行って戻ってくるのに最低でも6日間は必要になります。

 

1日目

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午前11時、東京竹芝を出発です。

伊豆諸島は夜出発ですが、小笠原は朝出発です。

2017年に新しい船になったばっかりで、船内はきれいです。

ここから24時間の船旅が始まります。

 

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クジラの尾が階段で迎えてくれます。

 

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船内に日出没表があるのでこれをチェックして食事や起きる時間を決めましょう。

 

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それにしてもまっしろできれいだ。

 

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真昼間にレインボーブリッジの下を通るのは初めてかもしれない…。

 

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こいつ…ずるしてやがる。(笑)

 

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日没の時間がまいりました。

うーん、雲が…。

 

 

 

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船内にレストランがあります。

新鮮な食事をしたい場合ここしかありません。

メニューはカレーやラーメン、丼ものなどがあります。

食事後、とくにすることもないので適当な時間に寝ていました。

 

2日目

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おはよう太陽。

おはよう太平洋。

 

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ここまでくるとカモメたちが並走してくれます。

小笠原諸島までもうすぐです。

 

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午前11時、小笠原父島に到着しました。

いつものごとく、いろんなショップがいるので予約したショップを探します。

 

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今回利用したショップはこちら。

ダイビングショップと宿が併設されています。

部屋はかなりきれでした。

キッチンもついているので夜食を作ったりできます。

 

1本目 釣浜

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小笠原についたばかりだというのにさっそく潜りに行きます。

水深浅めです。

いわゆるチェックダイブ。

さていきますかーー。

 

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最高。

 

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レンテンヤッコ

沖縄同様、いろいろカラフルです。

水温27度で潜りご心地がいい。

 

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フエヤッコダイ

チョウチョウオ系の黄色は海の中でもきれいです。

 

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個人的にユカタハタ好きです。

斑点模様が目立つ。

 

2本目 バラ沈

名前はバラバラになった沈没船という理由です。

ということは横になった沈没船は……!といろいろ考えてしまうのが馬鹿な男の性。

 

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そんなことより海だ!

 

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バラ沈が見えてきました。

舵をにぎって船長ごっこなど楽しみました。

 

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ツノダシ

いろんなとこで見れますが、案外写真とれないもの。

こいつもニモで有名ですね。

 

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でかい!

こいつがあのタテジマキンチャクダイです。

幼魚はあんなにかわいいのに…。

 

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午後からなので2本で終了。

地元の居酒屋へ食事へ行きます。

ここはメインの大通りから一本裏です。

 

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いろんなものがありますねー。

 

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カメの肉をいただきました。

まだ凍ってたので味はよくわかりませんでした。

 

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到着日だというのに居酒屋後もさっそく部屋で深夜2時まで飲んでました。

次の日も朝からダイビングなのに…。

 

3日目

本格的に潜り始めます。

1本目 鹿浜

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いやー小笠原はきれいですねぇ。

 

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八丈島と小笠原固有種のユウゼン。

冬には群れをなしてユウゼン玉というのが見れるそうです。

最近鹿児島の方でも発見されたとか。

 

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ぎゃーーサメだーー!

 

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シロワニはサメの中ではおとなしいタイプなので安全です。

シロワニがいなくなってしまったので洞窟の中へ入ります。

 

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カイセエビ

こいつは絶対つよい。

 

2本目 ワシントン

ここへいくとアメリカン。

f:id:bleudiver:20180911094643j:plainではなく、ウミウシ天国でした。

ツノキイボウミウシ

 

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イガグリウミウシ

岩陰を探せば簡単にいっぱい見つかります。

 

3本目 ブービーロック

 

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ヨスジフエダイとノコギリダイの群れ

小笠原は群れがすごいです。

 

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群れに混ざっちゃいました。

 

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ダイビング後、休んでいたら船長から泳げ!と言われたので行ってみるとイルカに出会いました。

 

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本日もお食事です。

ここは大通り沿いにありあます。

 

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地元のお魚をいただきます。

 

4日目

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もう半分終わってしまったという寂しさをかかえつつ、準備を進めます。

 

1本目 西島大岩

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これはエキジット時の写真ですが、上を見上げると船が見えます。

 

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きれいにハタタテハゼを捉えました。

 

2本目 長崎

九州へ潜ります。

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群れがでかい。

 

近づいてセパレートしたりして遊びました。

 

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船上からイルカを眺めます。

次のダイブも控えているので海へ入って泳ぎはしませんでした。

 

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シュノーケリングのボートもぞくぞく集まってきました。

 

3本目 よこだおし

よこ沈じゃないんかーーい。

 

f:id:bleudiver:20180911094701j:plain結構でかいので一周するのにも時間がかかります。

 

f:id:bleudiver:20180911094700j:plain船の方へ戻るとツバメウオの群れがいました。

これぞ南国っぽい。

 

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この日は外食はせず、港へ行き夜釣りをしました。

ちなみに夕日は山の向こう側なので市街地では見れません。

 

5日目

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小笠原最終日です。

この日潜った後に船に乗ります。

 

1本目 バラ沈沖の根

バラ沈ではなく、バラ沈の近くです。

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ナマコマルガザニ

ものすごくちっちゃいです。

 

 

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ニラミハナダイ

鮮やか!

 

2本目 三畳一間 

ジャングルジムのようなものが沈められています。

 

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でっかいアザハタ。

ラスト一本はひたすら小笠原の海をひたすら遊びつくしました。

 

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チェックアウト後、昼食用にサメバーガーを購入。

食べてる時間はなかったので船に持ち込みました。

 

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いろんな人たちが出迎えてくれます。

小笠原は最高でした。

 

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今度は海でお見送りをしてくれます。

小笠原名物です。

これをみるとまた小笠原いかなきゃなーってなります。

 

6日目

午後15時、本州東京へ到着です。

めちゃくちゃ楽しんだので、疲れがどっと押し寄せてきます。

さっさ家に帰ってゆっくり休みましょう。

 

まとめ

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本来は山が世界遺産なのですが、すべて海に注ぎ込みました。

ダイバーならこういう楽しみ方もありでしょう。

まだまだ見たいものがいっぱいあります。

次は違う時期にも小笠原へ訪れたいです。

世界遺産はついいでです。(笑)