東京から最も近い離島 初島日帰り2ダイブ
2017年6月中旬
熱海から高速船で30分、初島に潜りに行きました。
初島へのアクセス
初島は東京から最も近い離島です。
ダイビングももちろん、釣りやトレッキングなども盛んで、飲食店や宿泊施設も複数あります。
最近はグランピングが人気だそう。
先述の通り、初島へは熱海から高速船が出ています。
熱海駅から高速船への港は少し離れていますが、ダイビングショップに送迎を頼むことができます。
30分でたどり着いてしまうのであまりゆっくりはできませんが、景色を楽しめます。
が、しかしダイビングに行くためには早朝の便に乗らなければなりません。
寝不足を感じていれば少しでも寝ていましょう。
今回はシーフロント様を利用しました。
初島現地のダイビングショップはここだけです。
初島日帰りダイビング
1本目 フタツネ
終了後の写真で誰もいませんが、ここから潜ります。
一応ロープもあるので初心者も安心です。
この日は水温18度でした。
フードベスト必須です。
さっそくウミウシです。
ちょっと毒毒しい…。
イボイソバナガニ
ナニコレ?
実はネコザメの卵だそうです。
卵を産むときはこの皮の部分が柔らかく、岩の陰に隠します。
時間が経つと皮が固くなり、天敵に見つかっても岩から抜くことができないという仕組みです。
自然ってすごいなぁ。
ちなみにガイドの方が見せてくれた後はしっかりと岩陰に戻していました。
ムラサキコチョウウミウシ
こういう和菓子ありそう。
ハナダツもいました。
海藻にしっかりつかまっており、波に揺られてふらふら~としていたので撮るのが難しかったです。
ナニコレ?第二弾
こちらはナヌカザメの卵。
左右のつるを海藻などに絡ませて固定されています。
見た目以上にかなり固いので敵に襲われることもなさそうです。
ミドリアマモウミウシ
肉眼では判断できないほどめっちゃくちゃ小さいです(約0.5mm)。
ガイドに教えられ、写真にとって初めて存在を認知しました。
TG-4の顕微鏡モードで撮っているのですが、波に揺れるのでピント合わせてもすぐにずれます。
結構ねばってこれが限度でした。
少しハリネズミに似ていてかわいい。
2本目 フタツネ
ビーチエントリーなので同じ場所です。
そういえばアオリイカの産卵の時期だっけ。
岩を頑張ってどかそうとするジョーフィッシュがかわいい。
中央より少し左にいます。
ワニゴチ
擬態能力が高いなぁ。
イロカエルアンコウ
よちよち歩きもかわいいところ。
いつかあくびを見てみたい。
アフターダイブ
このようにずらりと飲食店が並んでいます。
2本潜ったあとにランチなので少し遅めでおなかぺこぺこです。
遅めの時間なので、混んではいませんが既に閉まっている店もいくつかあるので選択肢が限られます。
海鮮丼をいただきました。
食事後にここでゆっくりログ付けです。
帰りの船の時間までここで日向ぼっこしていました。
6月にしてはいい晴れ間です。
まとめ
初島に潜りに行くツアーもいいですが、こういうところは現地のショップがおすすめです。
毎日同じ海に潜っているのでネコザメの卵の場所など見どころをしっかり教えてくれます。
他のダイビングショップのガイドの方々が何度も場所を尋ねていました。
ネコザメやナヌカザメには会えませんでしたが、普段は見ることのできない貴重な卵を見させていただきました。
震えながら潜った甲斐があったというものです。